医療従事者 | 医師 | 医師の総称 |
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医療担当者 | 医療担当者 医師、薬剤師、看護師、診療放射線技師、 臨床検査技師、臨床工学技士、歯科技工士その他の医療担当者の総称 |
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医療業務関係者 | 医療機関等の役員、従業員、その他当該医療機関等において医療機器の選択 又は購入に関与する者 |
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医療担当者等 | 医療担当者、医療業務関係者の総称 |
出所:医療機器業公正取引協議会
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骨移植には広義には、(1)患者さんご自身の骨を移植する自家骨移植(2)他人の骨を移植する他家骨移植(3)人工骨による補填 の主に3つの方法がありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。
日本国内において現在主流となっているのは、自家骨移植です。患者様自身の骨を使う自家骨移植のメリットは、生体適合性が高く、移植後の拒絶反応や感染症の心配が少ないことにあるといえるでしょう。ただ、この方法は移植のために健常な骨を切り取らなければならない、侵襲性の高い治療でもあり、供給量が限られるというデメリットもあります。これに対して、患者様の負担が少なく、比較的安定した供給を確保できるのが他家骨移植で、高い生体適合性も期待できますが、自家骨の場合と異なり、感染症や拒絶反応の心配が出てきます。
一方で安定供給と患者様の身体的負担軽減を目的に開発が重ねられてきたのが人工骨です。現在、骨補填素材として使用されている人工骨の多くは、「ハイドロキシアパタイト」や「βーリン酸三カルシウム」を原料としており、生体親和性が高く、体内で骨と直接結合する特性を持っています。
初期の人工骨では、内部に生体組織が侵入しづらい(骨伝導性の不足)点や強度が下がる点がデメリットとされてきましたが、近年は生体組織を内部に侵入させるための気孔が存在する「多孔体」と呼ばれるタイプの製品が開発され、こうした課題も解消に向かいつつあります。